オルソケラトロジー | 京橋クリニック眼科は大阪市都島区、京橋駅前の眼科専門のクリニックです。

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オルソケラトロジー

寝ている間に視力改善 オルソケラトロジー

オルソケラトロジーとは?

特殊なデザインの高酸素透過性コンタクトレンズを用い、角膜の形状を矯正し、視力を回復させる角膜矯正療法のことです。
オルソケラトロジーの仕組み

いままでのコンタクトレンズとは逆の使い方で、夜寝る時にレンズを装用し、朝起きて外すだけで角膜の形状が変化し視力が回復します。回復した視力は一定期間維持され、日中は裸眼でも良く見えるようになります。画期的な最新の近視矯正法として、現在世界的に注目を浴びています。

最近では、アメリカや日本国内でもレーシック難民の問題が指摘されております。これはレーシック手術後に良い治療結果が得られず、多くの患者様が路頭に迷っている問題で手術による不可逆性が原因となっております。
一方、オルソケラトロジー治療は可逆性なので、就寝時の装用を中止すれば角膜を元に戻すことができるため、メガネやコンタクトレンズなどの他の矯正方法に切り替えることも可能です。
加えて、最近ではオルソケラトロジーの「近視抑制効果」も注目されており、今後は近視が進行している小児のみなさまへの更なる治療効果が期待されております。

メリット・デメリット

メリット

●メガネやコンタクトレンズが煩わしい方へ
職業上メガネの使用が難しかったり、「時間がたつとゴロゴロする」「夕方になると充血しがち」等、コンタクトレンズの不快感から解放されたい方へ。

●裸眼でスポーツを楽しみたい方へ
野球・サッカー等のスポーツや、水泳・サーフィン・スキューバーダイビング等の水中のスポーツをされる方へ、裸眼で安全にスポーツを楽しめます。

●外科的手術のレーシック等に抵抗がある方へ
「手術なのでやはりこわい」「術後の感染症などが不安」という方へ。オルソケラトロジーなら、レンズの装用を中止すれば角膜は元の状態に戻りますので安心です。

●近視進行の抑制効果があります
オルソケラトロジーを継続すると、近視の進行が抑制されます。特に仮性近視の方や、角膜が柔らかい若年層の方に効果があります。

●取り扱いは簡単
レンズの取り扱いは一般のハードコンタクトレンズと同様です。
また、夜間装用なので、日中装用のようにホコリやゴミなどが目に入ることもなく、目への負担やレンズを破損・紛失するリスクも少なくなります。

デメリット

●従来の昼間装用ハードコンタクトレンズと同じ合併症が起こる可能性があります。
●視力が安定するまで見え方が変動することがあります。
●夜間にまぶしかったり、にじんで見えたりする可能性があります。

治療の流れ

初診時

・医師とのカウンセリング後、オルソケラトロジーの適応検査を行います。
※検査内容/度数測定、視力測定、角膜形状検査、内皮細胞測定など

予約によるレンズ調整

・完全予約制にさせて頂いております。(初診時に適応可の方に限ります)
・使用レンズの調節、決定,それに伴う各種検査。
・レンズの装用練習、取扱いの説明。
・トライアルレンズの貸出。

トライアル期間(1〜2週間)中の診察

・レンズのフィテッィング、眼の状態、視力の確認。
・裸眼視力にご満足いただけたなら、ご契約となります。
・トライアル期間は個人差があります。

1ヶ月後の定期検診

・レンズのフィテッィング、眼の状態、視力の確認。

3ヶ月後の定期検診

・眼の状態に応じて、定期的に診療を受けていただきます。

※オルソケラトロジー以外の治療は保険診療となります。
 必ず保険証はご持参下さい。
 目薬・ケア用品代は別途必要となります。
※定期検診は角膜の状態を知り、また、合併症の早期発見の為にも非常に重要ですので必ず受診して下さい。
 また見え方が急に変化したり、何か異常を感じたりした場合は決められた検査日以外でも受診してください。

費用について

当院で使用するオルソケラトロジー用レンズは、厚生労働省に認可されております。したがって、患者様の眼に挿入することは国で認められています。しかし、健康保険では取り扱いがされておりませんので、このレンズを使用しての治療に関しては、自費での請求となります。

  1. 治療開始初回調整費用:5,500円(税込)
  2. トライアル期間(1~2週間)調整費用:5,500円(税込)
      レンズ貸し出し預り金:片眼33,000円(税込)両眼66,000円(税込)
      ※トライアル期間終了後、治療を継続しない場合(レンズ返却にて):預り金を全額返金

      ※治療を継続される場合は、預り金を治療開始初期費用に充当いたします。
  3. 治療開始初期費用(3ヶ月間):片眼33,000円(税込)両眼66,000円(税込)
  4. 基本料金(4ヶ月以降毎月):片眼5,500円(税込)両眼11,000円(税込)
      ※毎月口座引き落とし
      基本料金に含まれる内容
      ・2年毎に無償交換するレンズ代(レンズ度数やフィッティング変化に伴うレンズ交換)
      ・検査、診察代、処置代(別の疾患の治療は別途保険診療となります)
  5. レンズを破損した場合:年間1枚までは無償で交換、2枚目からは1枚33,000円(税込)が必要です。
  6. レンズを紛失した場合は、再オーダーに1枚33,000円(税込)が必要です。

※オルソケラトロジーの治療費は、所得税の医療費控除が受けられます。
(詳しくは、オルソケラトロジー(角膜矯正療法)による近視治療に係る費用の医療費控除[国税庁HP]へ)
※領収書は保証期間中に治療を中止された場合のご返金時にも必要です。
※いったん治療を受けることへ同意され、コンタクトレンズを注文してからの撤回(中止)については、いかなる理由であっても費用をお返しすることは出来ません。

当院で使用するレンズについて

当院で使用するのは、2012年7月に発売された日本人の角膜形状に合わせた純国産の最新オルソケラトロジーレンズである「ブレスオーコレクト」です。
ブレスオーコレクトは厚生労働省の認可を受けています。

欧米人と日本人の角膜形状の違い

一般的に、日本人の角膜は欧米人の角膜に比べ、中央部の突出が少ない形状になっています。中央部の突出が少ない角膜形状には、サジタルデプスが浅めのレンズがフィットします。

欧米デザインのサジタルデプスの深いレンズを中央部の突出が少ない角膜に装着した場合、次のような現象が発生する懸念があります。

  1. 角膜への無理な吸着がおこる
  2. フィットしていないため涙液の交換が良好に行えない
  3. 角膜上皮を無理に形成してしまい大きな負担がかかってしまう

一般的な日本人の角膜形状に適したサジタルデプスが浅い構造のレンズを処方することで、以下のようなメリットがあります。

  1. 角膜上に自然に安定
  2. 涙液の交換が良好におこなえる
  3. 全体にフィットしているので角膜上皮のみを安全に矯正

素材に、東レ独自のレンズ素材を使用

ブレスオーコレクト

ブレスオーコレクトは、東レ株式会社のしなやかで割れにくい「やわらか素材」(右図)を使用し、高い酸素透過性と割れにくさを両立したハードコンタクトレンズです。
親水性が高く、レンズによごれが付着しにくいことも特長です。

Q&A

レンズの扱いは難しくないですか?
多少注意を要しますが、基本的な扱いは通常のハードコンタクトレンズと変わりません。
オルソケラトロジー治療はどんな人に向いていますか?
スポーツをされている方、コンタクトレンズや眼鏡の装用が煩わしい方、職務上、または、資格取得のために裸眼視力が必要な方に適しています。
レンズの寿命はどれくらい?
レンズの寿命は通常の高酸素透過性ハードコンタクトレンズと同じくらいです。2~3年程度で交換が必要になります。定期検診をきちんと受け、医師やスタッフにレンズの状態を確認してもらい適切に使用するようにしてください。
レンズの保証はあるの?
装用開始日から6ヶ月以内であれば左右ともに1回のみ無償で処方交換ができます。
装用開始日から12ヶ月以内であれば左右ともに1回のみ無償で破損交換ができます。
※交換の際は必ずレンズの破片が半分以上あることが条件になります。

また、紛失保証はありませんので、レンズの取扱いには十分ご注意ください。
いろいろなケア用品があるけど、どれを使っても良いの?
オルソケラトロジーのレンズは特殊なレンズですので、ケア用品は指定のものをご利用ください。詳しくは医師やスタッフにお問い合わせください。
寝ている時にレンズを着けても大丈夫?
角膜にとって酸素は必要不可欠です。角膜に充分な酸素が供給されなくなると、角膜を透明に保つはたらきを持つ角膜内皮細胞が傷つき減少していきます。減少すると、角膜は透明性を維持できず、次第に白く濁り、最悪の場合、視力障害を起こしてしまいます。

オルソケラトロジーで使用するレンズは、厚生労働省に承認されたレンズで、安全性の高い高酸素透過性のレンズ素材で作られており、装用したまま眠ることが認められています。
また、角膜内皮細胞の状態を確認するためにも、定期的に眼科を受診することを心がけましょう。