浮腫性結膜炎(よくある目の病気 23) | 京橋クリニック眼科は大阪市都島区、京橋駅前の眼科専門のクリニックです。

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目の病気一覧

浮腫性結膜炎(よくある目の病気 23)

シリーズ 「よくある目の病気」

第23回目は、浮腫性結膜炎(ふしゅせい けつまくえん)です。

 

 

【症例】

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27歳女性。

急にかゆみを自覚し、眼をこすっていたら白目が腫れてきたので来院。

白目(眼球結膜)がゼリー状に腫れているのがわかる。周囲の血管も拡張している。

 

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57歳男性。

夕方頃から急にズキズキ痛み出し、翌日になると白目が腫れていたので来院。

 

 

【症状】

急激に発症します(急性)。

白目(眼球結膜)がゼリー状に腫れる(結膜浮腫と呼びます)のが特徴です。

充血異物感も生じますが、かゆみが強いのが特徴です。

 

 

【原因】

何らかの異物が目に入り、急激なアレルギー反応が起きる(即時型アレルギーと考えられます。

かゆみが起こるため、目をこすったり掻いたりしてしまい、さらに悪化する場合が多いです。

 

 

【治療】

まず目の中を詳しく観察し、異物が残っている場合は丁寧に除去します。

洗眼を念入りに行います。

抗アレルギー薬抗炎症薬を点眼し、しばらく経過をみます。

場合によっては眼軟膏を使用する場合もあります。

 

 

(監修  京橋クリニック院長  佐々原 学)